過酷な冬も 時には繊細な味や美を作り出します。
飛騨の酒造りも今が最盛期。
酒造りはまずは麹(こうじ)を造り、次に酒母(もと)を造り
最後に醪(もろみ)を作るそうですが
この工程すべてにおいて 一定の低温状態が必須。
極寒でこそ おいしい寒造りの酒が出来上がります。
そして山中和紙もしかり
和紙の原料である楮(こうぞ)を雪にさらすことで
より美しく 白い和紙が出来上がります。
寒造りのお酒と 寒晒しの和紙、
厳しい飛騨の自然があればこその産物かもしれません
さてさて 渡辺酒造では冬の限定酒「直汲み 吟醸原酒」が
出ました。
年に数回のみの希少なお酒です。
また 蒲酒造でも 「春吟醸」が9日に発売されます。
この季節があってこその ただ一つのものです。