何もしない、どこにも行かない贅沢。。

子供達の臨時休校を利用して日・月曜と“研修?”に行ってきました。

行き先は、富山県は“こきりこ”で有名な城端(じょうはな)にあるオーベルジュ。
一口に宿泊と言っても

“旅館”“ホテル”“民宿”“オーベルジュ”。。。。

と様々な形態があるものですが

私にとっては今回は初めてのカテゴリーでした。
里山に佇む一軒家。

いえいえ、決して一軒ポツンと在るのではなく

ご近所さんもあり、少し車で走ればコンビニもある

ごくごく普通の田舎なのです。

しかしながら、その部屋からの眺めは『里山そのもの』。

IMGA0008.JPG

眼下には“あぜ”があり“田んぼ”へと続き“”が迎え“小山”がそびえる。
着いて早々、いつもの如く「お風呂でかんぱ~い♪」

お風呂付のお部屋に泊まる最高に贅沢なこの瞬間。

皆で長風呂したあとは、思い思いに

お絵かきや読書、部屋置きのDVD鑑賞。。。。。

普段日常でも行っていることなのに、なぜかより寛げたのは

“呼び出し”がないせいではなく

この空間と雰囲気が醸し出すものだと気づかされたのは

帰ってきてからでした。

夕食はフレンチ。

お風呂でつまみ過ぎた“酒肴”のせいもあって

道半ばで私と長女はギブアップ。

それを横目に、大食漢で自称グルメの主人と次女はメインまで

美味しそうに口へ運んでおりました。
夜は少し歩けば蛍鑑賞が出来るとのご案内を頂いたのですが

多数決により押し切られ部屋へ直帰。

部屋の電灯をハザード替わりに“カチ”“カチ”とやると

遠くに儚くも二、三匹の蛍の光。
雨の日でどこにも出掛ける気にならない今回の旅行でしたが

ドッカリとひとところでゆっくりすることも旅の醍醐味。
そんな素敵な時間を過ごさせてくれたのは

3部屋のみの小宿。  “薪の音

旅行という非日常な行為において

日常以上に日常感に浸ることのできた二日間でした。

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