雨にも負けず盆踊り

にもま今回の台風12号は 大変な爪あとをあちこちに残しています。
災害にあわれた皆様におかれましては 心よりお見舞い申し上げます。

飛騨はおかげさまで 雨風もわずかばかりで
何の被害も出ておりませず 安心しております。

9月1日から始まった 越中八尾「おわら風の盆」へ向かうお客様も
連夜楽しまれ 今日が最終日です。

今年 当館にご宿泊のツアーでお越しの皆様は
午後7時に古川を出発し 夜中の2時頃戻っていらっしゃるという
強行スケジュール。。。
ですが 現地では町屋を貸しきって 
優雅に2階から町流しをご覧いただけるそうです。
ご年配の方が多いのですが こんな特別対応ゆえに
人ごみの中を気重にならずゆっくりとご覧いただけ
皆様満足のご様子です。

さて 今日は古川でも盆踊りがあります。
正午からはバザーも始まり 町はにぎわっています。

古川の民謡は「ぜんぜのこ」に「ひだやんさ」
「ぜんぜのこ」は合いの手に
「ついたとて何とせずぜんぜのこ まんまのこ」と謡います。
ぜんぜとはお金 まんまとはご飯
お金やご飯が底をついても 何ともない 
古川では生活していけますよ という人情味豊かな町だということを
この歌の中で謡っています。

そして「ひだやんさ」は飛騨地方で最も古い踊りといわれています。
平湯温泉で生まれ、平湯峠を行き来する人々によって
唄われたそうです。

ひだやんさの中には 野麦峠の替え歌も入っています
「行こうか信州へ戻ろうか飛騨へ(ドッコイショー)ここが思案の野麦坂。。。
野麦峠の大笹原で(ドッコイショー)誰か寝たような跡がある(エンヤサーノエンヤサーノエーサッサー)

心配だったお天気も持ちこたえており
名残の夏をお楽しみただいています。

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