カヤの実ってご存知ですが?
アーモンドを一回り大きくしたようなもので
少しえぐみのある 独特の風味を持つ実です。
カヤはイチイ科に属する常緑高木で
なんといっても材が美しく、水や湿気に強いことから、
細工物に使われたり、
ことにカヤの碁盤は有名で これだけの為に 伐採されてきたそうです。
飛騨では?我が家では 健康にいい、美人になるなどといって
お正月には必ず食べさせられました。
秋の彼岸頃に落ちたカヤの実をひねって種子をとり
灰汁に浸けて、乾燥し、煎って種皮を割り、
出てきた実の渋皮を爪でむいて、胚乳の部分を食べます。
子供の頃はいやいや食べたカヤの実ですが
大人になるにつれ これが何とも例えようのない味で
ついつい癖になります。
さて この健康に良いと言われる脂肪酸を多く含んだカヤの実を
皆さんに知っていただこうと その加工施設と
地元で取れた新鮮野菜や特産品などの
販売所を併設した地場産市場「榧(かや)の里」が
飛騨市古川町杉崎の国道41号沿いにオープンしました
1500本の地元で食されていたカヤの実を使い
作りナッツやクッキー、カヤ油などを販売します。
カヤの実をまだ食べたことのない皆様 試食がてらお出かけ下さい。