平均年齢18歳の女3人大泣き。。。

昨夜仕事を終えて至福の一杯を味わいつつ
何気なく目に入った番組。

特攻隊の方達と関係する皆さんの証言や史実を基にした
ドラマ仕立てのプログラムでした。

この時期どういう風の吹き回しだろうかと思いつつ観始めたのですが。。。

鹿児島の知覧は武家屋敷とともに
5年ほど前に平和特攻会館も訪れたことがありました。

娘たちにはその時の記憶は殆んどないようですが
あの狂気の時代背景、そして理不尽な思想、それでも変わらぬ人間愛などに触れ
口火を切った私を追うようにしてオイオイと泣いていました。

次女などは、「どうして日本は戦争を始めたの?」
と極めて高度な政治的質問を執拗に繰り返し
拙い歴史認識しかない私の回答では十分納得できなかったようですが
『戦争=悪』という概念は心身の隅々まで行き渡っているようです。

ただ、これから成長するにつけ、外部のより披かれた環境に身を置くにつれ
『悪=悪い』だけでは済まされない場面も出てくるでしょう。

また、ある視点、思想からは『悪』であっても
別の立場や考え方の人にとっては『正義』であることもあるはずです。
多様な思考思想を寛容しつつ、自らの主義も堅持しつつ
共存していけるようなスタイルを身に着けて欲しいものです。

そして望むらく
『必要悪』などと云われる『必要』の理由(抗弁)を少しずつ
少しずつでも溶解していけるといいですね。

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