国登録有形文化財のお墨付き

今年6月に当館も認めていただいた『国有形文化財』に
一足先に登録された蒲酒造場さん。

登録プレートの授与が行われました。

文化庁さんが認めるこの文化財への登録は
市教育委員会→県文化財課→文化庁文化財課の経路で話があがっていき
“文化財審議会”なる有識者会議による査問を経て
その逆のルートで登録許可が下りてきます。

当館の場合、正式決定の連絡が6月。
登録証交付が今月初旬にあり、年明けにでもプレートの授与をいただける予定です。

飛騨市では2年前にもう一軒の造り酒屋“渡辺酒造店”さんが第一号で登録され
蒲酒造場さんが二番手。ウチは三番目。ということになります。

蒲さんの登録された主屋も当館同様
明治37年の古川大火で消失した跡地に
木格子を連ねた重厚な表構えの町内の民家を移築したもので
再現が容易でない貴重な建造物として認められました。

創業以来300年超の酒造屋さんの築200年近い蔵で醸された
約300回目の新酒はフレッシュで古式床しい香りがします。

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