当館のお部屋置きのお茶菓子として
ご提供しております井之廣さんの味噌煎餅。
飛騨を知ろう!第一弾として見学に行ってまいりました。![]()
井之廣さんは創業明治41年、
原材料にこだわり 当時の手法のままにおいしいお煎餅を作っていらっしゃいます。
その原料にはこだわりがあり、熟成三年の自家製味噌と高山産のさくら卵、
北海道産の小麦が使われています。
ちなみに さくら卵は「さくら」の名の通り、
美しく濃い桜色をしていて
黄身が大きく濃いうえに、白身には張りがあり、
コクのあるとてもおいしい卵です。
特にお菓子作りに最適なたまごで、
これを使うだけで出来映えがまるで違ってくるほどだそうです。
味噌煎餅に使用する味噌は、
手作りの「自家製土蔵熟成味噌」。
秋田産大豆・飛騨古川産こしひかり・能登塩を使った 無添加の味噌です。
飛騨地方の言い伝えで「寒の水は腐らない」と言う事から
味噌は、寒い冬の日に仕込みをするそうです。
こだわりの味噌煎餅、一日で約1万枚出来上がるそうですが
1枚1枚手作業で作っていらっしゃいます。
刷毛で仕上げの砂糖を塗る姿はまさに職人です。
今日は特別にできたてのお煎餅を試食させていただきました。
味噌の何ともいえない香りがして 素朴な懐かしい味です。
そして これに砂糖の化粧をすると これがまた美味い!!
この味噌煎餅は古川町の保育園ではおやつとして出されています。![]()
飛騨の名物の一つです。
