飛騨の朝はどんよりと曇り空で
霧が立ちこめていることがしばしばです。
お客様は不安げに「今日は雨なのかしら」とお聞きになりますが
こんな日は決まって晴天です。
10時頃、遅いときは昼近くになることもありますが、
ほぼ確実に陽の光が盆地に溢れます。
朝霧は、晴天の印であることは飛騨人の自然な感覚です。
そして、夏から初冬にかけては、朝から晴天ということが少ないことも常識。
ちなみに、私の高校時代の恩師 地学専門の下畑先生の理科年表によると、
年間霧日数は55日(1961~1990年の平均)と
日本でも最も霧の多い地域だとか。
標高430mの古川盆地から登ること1000m。
さすがに1000mを越すと霧の上に出ることが出き、
すり鉢の底にいては想像することができないような素晴らしい光景が拡がっています。
山国飛騨に出現する霧の海です。
今朝5時 車で40分のいぶし山《標高1500m》に行ってきました。
日の出は山頂に到着して10分経ったころ、絶景です。
一度 皆様をお連れしたいと思っています。
日の出の頃