全国的には『成人式』

1月15日=飛騨古川の三寺参り=成人の日

という図式がハッピー・マンデー法?によって過去のものとなってから
どれ位が経つのでしょうか。

成人式ダブルスコアもそう遠くない年代に差し掛かっていますので
あまり実感は湧きません。

報道関係では全国各地の模様を抜き出しては露出されていますが
この辺りも含め“準・限界集落”?では
『若い者』は悉くと言っても過言でないほど
『都会(まち)』へ放出されているので
成人の日に“式”をしようとしても集まりません。

そのため、だいぶ前から正月(当地 古川では1月2日)に挙式されています。

当館のスタッフの中でも
入社2年目の接客係の ちか ちゃん。
昨年入社できつね火まつりの婿役も演じた調理場の 原田 君が晴れて成人。

いつもと同じ“着物”は“着物”でも最大級おめかしした振袖と
いつもと同じ“白”は“白”でも
白衣ではなく白着物袴姿をそれぞれ当日はお披露目してくれました。

また、当日(1月2日)は当館でも
新成人たちの同級会を承ることがあり
今年も二組(2クラス)の寿ぎの会を頂戴しました。

数年前までは、この祝いの会。

私たちにとってご注文いただくのは
目出度くもあり、光栄であり、嬉しくもあり、有難くもあるのですが
少しばかり恐怖感も持っていたものでした。

なぜならば、若い身空。
羽目も外すし、まだまだ飲酒加減も弁えていない年頃なので
館内がかなり騒然とした雰囲気になることがあるからです。

しかしながら、今日の報道にもあったように
過日開いていただいた今年の二組の会は
成人したばかりにしては分別もあり
私達の頃のハチャメチャ振りと比べても
“大人しい”限りでした。

これも時代や環境という背景が色濃く反映されているのでしょうか。

本音が出る“酒席”だけに如実に実感されます。

済んでおいて云うのも何ですが
もう少し無茶してもいいんじゃないかな、若者諸君!?ってな感じです。

でも襖とか破ったりはしないでね、と来年に向かって願懸けするのでした。


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