昨日は飛騨神岡高校の
校内企業展に行ってきました
地元で働くことの意義や
役割に目を向けてもらい
地元就職の高揚に一助できればと思い
毎年参加させていただいています
旅館の仕事とか旅館の役割を紹介する中で
ホテルではなくて日本旅館にしかできない
無くてはならないものの一つに
「日本の伝統を守っていく」ことを
いつもお話させていただいています
日本の伝統文化や伝統工芸と言いわれるものの中には
普段は全く使わないし いらない
でも それがなくなってしまうのは嫌!
と思われるものがたくさんあります
たとえば
新築の家にはなくなりつつある
障子や襖、和室の畳
飛騨で言えば春慶塗の塗り物や一位一刀彫
私が毎日着ている着物などなど。。。
でも、それらは旅館では欠かせない物で
旅館は日本文化の縮図ともいえる場所なんだと
あらためて感じます
旅館に着いたら
いつもは着ない浴衣を着て
家にはない畳の上で寝っ転がって
100年前の人も使った階段を素足で触れてみる
そんな旅館ならではの体験も
楽しんでいただければと思います