最近のテレビ番組で 17音で表現する俳句に
すっかり魅了されている私ですが
いつぞやのチャンネルで 晩夏の季語の話がありました。
「夏尽きる」「ゆく夏」「夏の果て」等がありますが、
夏の花と思っていた「朝顔」も晩夏~初秋の季語
という事をご存知でしょうか。
朝顔は遣唐使が薬草として日本に持ち帰りましたが、
江戸時代になると観賞花として親しまれるようになります。
私が小学生のころは、夏休みの宿題の絵日記は
朝顔の観察日記でしたのでいつまでのもなじみが深い花の一つです。
朝に咲いたかと思うと、昼にはしぼんでしまうので、
「儚い恋」という花言葉が付けられていたり
蔓が色々なモノにしっかり絡まるので
「固い絆」なんていう花言葉もあります。
さて 当館の玄関に7月から育てられていた朝顔は
葉や蔓はすくすくと育ったものの
一向に蕾をつける様子もなく
今年は花を咲かせないから
そろそろ撤去かなぁと思っていた矢先
先日から清らかなブルーの朝顔が一斉に咲きだしました。
夏の終わりを思いながら
可憐な花をお楽しみいただければと思います。