さわやかな秋晴れの今日、全館の襖の入れ替えをしました。
夏の間 涼を伝えた葦戸や簾をはずし
しまってあった襖や障子戸を入れました。
障子の張替えは 一般的には年越しの暮れに行うのが通例ですが
元来は10月の初め頃 戸の入れ替えのときに行ったそうです。
四季の移ろいにしたがって 入れたりはずしたりすることは
日本家屋だけが持つ風情といえるかもしれませんね。
こうして冬支度を整えると
心が自然に深秋の季節に向かうのを感じます。
乗鞍ではナナカマド、カエデ、ダケカンバが少し色づき始めました。