9月30日から3日間、全国町並みゼミが開催されます。
この事業は地域の文化と歴史的町並みの保存を通じて
歴史や文化環境の向上をと地域の活性化に寄与するための活動です。
飛騨市は 平成16年に4つの町村が合併して誕生しました。
司馬遼太郎が『街道を行く』のなかで
「みごとなほど気品と古格がある街」と描写した古川町
昭和の時代 鉱山とともに栄えた神岡町
ブナの原生林が残る天生湿原を従える河合町
「かおり100選」に選出された種蔵のある宮川町
それぞれの地域で連綿と受け継がれた魅力ある文化がありますが
人口減少や 過疎化、高齢化が進み
今までのような伝承が難しくなってきています。
今回のゼミでは おそらく多くの町で同じような課題を抱えている中
それを解くヒントを導きだし 意義深い開催となることを祈っています。
1日 飛騨市では歓迎の意味を込め
朝8時から12時までまつり広場で9台の屋台が引きそろえられます。
からくりやお囃子など一度にご覧いただけますので
ぜひお越し下さい。