明日へと迫ったバレンタインデー![]()
我が家の天使たち?のチョコレート大作戦のおかげで
昨晩からキッチンはあま~い香り。
そこらじゅうに飛び散った残骸で 
今朝は着替えたばかりの白足袋の裏はチョコレートの
ドット柄になってしまいました。
一日中 チョコレートと格闘したかいもあり
何とか見栄えだけは うまく出来上がったようです。
さて今回の雛様は、我が家の天使たち?に送られた
当館の「花の間」にある「真多呂雛」のご紹介です。
我が家は結婚一年後に長女が。
年子で次女が授かりましたので
2人の節句人形という事で 
主人の実家、佐賀の両親に買っていただきました。
平成12年3月、宅配で届けられた大きな箱には「真多呂」と書かれ、
かわいらしいお顔の木目込み人形がお目見えしました。
そしてもうひとつの箱、明らかに人形とは違うものが。。。
小さなお手玉のような人形たちが
たくさん糸でぶら下がっているもの。。。
これって何![]()
九州では常識?の柳川の「さげもん」。
この愛らしい吊るし飾りは伊豆稲取の「つるし雛」、酒田の「傘福」
と並んで全国的にも有名なんだそうです。
通常は雛壇の両端に上から吊り下げられます。
7列の赤糸に7つの細工人形と中心の大きな鞠を合わせて51ケ。
その昔、女性の寿命が短かった頃よりの風習で
人生50年より長生きできるようにと願いが込められているそうです。
上段には花や鳥、野菜。 
中段には動物。下段には這い人形が飾られます。
ちなみにこれらの細工とともにちりばめられる三角や四角の金色の紙は
お金に例えられ、生活に困らないようにとの意味が込められています。
子は宝、子はかすがいと申しますが 
色々なものに願いを託し、子供の健康や健やかな成長を祈る気持ちは 
いつの時代も変らない親心です。
