冬の準備

三日ほど前から“男衆”がいそいそと準備を始めました。
小屋に仕舞ってあった縄や丸太やその他の材を取り出だして。

元大工さんの船場さんと
小さい巨人の忠さんを中心として
普段はフロントで接客をする 天坪さんや畠中さんに古田さんも。

実は今年 まだ初雪も降らず
TVでの今冬の予想とは相反し
穏やかな小春日和の毎日で 何年か前の暖冬を思い起こすような気候ですが
こればっかりは いつ“どかっ”とくるやも知れぬ恐怖?を感じながら
ほって置く訳にも行きません。

共同作業はずいぶん効率もよく 天候にも恵まれ
見る見るうちに 仕上がっていきます。

庭の雪が濃いが終わると 次は家の雪囲いです。
古川町内では今では道路沿いの家くらいでしか
見ることはありませんが
河合町や宮川町の豪雪地帯へ向かうと
家全体を覆うように 家囲いがされています。
 
まずは窓の雪囲い
最近ではホームセンターで雪囲いパネルとして販売されています。

玄関の雪囲い
雪国の玄関では風除室といって、玄関が二重になっています。
室内の暖かい空気を逃がさないようにするためや、
衣類に付いた雪を落とす場所が必要なためなどから、
殆どの家でそうした作りとなっています。

もちろん当館も設置しているのですが
冬になると取り付けるタイプで 寒い日は 余り効果がありません・・・

除雪道具を出す
除雪車はじめ スコップ一式を玄関脇にそろえ
準備は万端です。

降りすぎる雪は嫌になりますが
一面真っ白に積もった山の景色は
住んでいるものも魅了します。

クリスマスころには 雪景色をごらんいただけるといいのですが。。。    


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