続く建物ネタ?

市町村合併により同じく“市内”となった神岡町で整備されていた
史跡 江馬氏館跡公園』が一般公開開始されました。

古川や高山は金森氏という織田・豊臣の系譜をひく戦国大名に形作られた城下町ですが
それ以前の北飛騨の覇者として
“風林火山”の武田信玄の西の尖兵としても有名?な江馬氏が飛騨には或りました。

今回の公開は、国史跡にも指定されている14世紀末頃と云われる武家館を
その跡地にて庭園とセットの復元をしようという全国的にも例のない取り組みだそうです。

全ての庭園を含めた全体の完成は2009年とまだ先の話ですが
“会所建物”と一部庭園の復元が完了したことでオープンにこぎつけました。

開館時間は午前9時から午後5時。
まもなく来る冬季(12月~3月)は休業期間ということで
今年は一月余りしかその機会はありません。

また、構成はあくまでも“庭園”“庭園を鑑賞する会所”“主門”“土塀”の復元で
いわゆる資料館のようなものではないため
200円の入館料ですが
御意に沿う方と沿わない方があるかもしれません。

ともあれ、古川から富山へ向かうルートの『見どころ』が新たに一つ追加されました。
中世歴史に興味のある方には面白い発見があるかもしれません。


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