秋の庭の風景

ウチの庭はほとんどが曽祖父が趣味の延長で作ったものです。
故に茶人が好むような庭でもなく
何か景色を思うようなものでもないのですが
季節ごとに色々な花を咲かせ
私は結構気に入っています。

曽祖父のメモによると玄関の二本の松は10円。
月見灯篭は80円。
八重に二度花を咲かせる“淀川つつじ”は
道路脇で売りに来た行商の方から買ったもので4円50銭だったそうです。

ご法要などでお越しになる年配の方の中には
「この水鉢運ぶの手伝ったんや」とか
「この梅の木はウチからきとるんやで」などなど
懐かしそうに眺めていかれます。

素人とはいえ町内の林昌寺や円光寺、気多若宮神社境内の
築庭にも世話役をしたそうでございます。

今は秋海堂(しゅうかいどう)が盛り
初秋に咲くこの可憐な花を見るにつけ夏の終わりを感じるものです。

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そして、桜の葉はもう色づき始めました。

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