昨日、古館さんが司会をやっていらっしゃるニュース番組を見ていました。
昨今『年金問題』はそこかしこで耳に入る話ですが
昨日の内容は
【今、既に年金を受領されている独居の方の現状】を特集されていました。
本当に哀しい現実です。
私達の仕事柄は基本的に“ハレ”の舞台、“ハレ”の気分のお手伝い
をさせていただくコトが多いわけです。
ですから実際お客様としてお会いする皆様には
華やいだ雰囲気の中で
如何にお寛ぎいただき、如何にお楽しみいただけるか
対価としていただく分以上のことをして差し上げたい一心でおります。
が、山あり谷ありの人生を経られた老熟の方達が
人生の末期を迎えられるにあたって
旅行どころか
「海老なんて高級品は一尾だって買えないよ。」
と漏らされた一言。
いわんや、まだ“語れる方”はまだ良いほうで。。。。
というコメントを聞いたとき
本当に辛くさびしく、切ない思いに駆られました。
私達も自営業になるため“国民年金”になるのですが
国民年金=自営業で子孫が養ってくれるし、定年なしで働ける?
厚生年金=サラリーマン生活の間に生活基盤などの確保をしているはず?
という仮定での設定であるという話も。
運よくその仮定どおりの人生設計を歩まれている方はよいのですが
そうでない方が“現実に”“既に”いらっしゃるという現状。
折まさに国政選挙期間中。
私なんかの頭で考えることはたかが知れていますが
それでも何も考えないよりはマシなはず。
“遍く”皆が幸せになれる社会。。。というのは理想論だけなのかもしれませんが
少なくとも
“少しでも多くの”皆が幸せになれるような社会の実現を
私たち一人ひとりが向き合って考えなければならないし
何か出来ることを考え
ほんの些細なことからだけでも
『即実行』に移さなければならないと
強く感じさせられました。