変わりゆく町

昨日は富山へ、ある陶芸家さんのお見舞いに行ってきました。

どちらかというと長野方面、名古屋方面への行程が多いし
昔修行に行っていた金沢へは
(富山の)市街地に入る前の高速道路のインターからのって行くので
一番(距離的に)近い“都会”富山市内
へはそうお邪魔することは多くありません。

とは申せ
実は二人の娘の出産は、富山市内のレディースクリニックでしたので
往時は月に二回程、検診兼ねて遊び?に行っておりました。

というわけで、まんざら知らない町でもありません。

が、今回久々にその市街地を通過して
目にした光景は私の知っているソレではありませんでした。

『道』が変わり、『店』が替わり、『建物』が建て替えられていて
どこのマチを走っているのか分からなくなってしまうほど。

グローバリズムなのか、ダイナミズムなのか、
看板自体、店自体は全国展開と巨大な広告の洗礼を受けて
十分見慣れたものには仕上がっていましたが。。。

流通が、組織が大きくなることで
よりリーズナブルなものが世の中に供給される“メリット”があるのでしょうが
少なくとも私が知っているマチではなくなっていました。

検診のついで?に寄った
あのケーキ屋さん、パン屋さん、焼き鳥屋さん、雑貨屋さん。。。。
この7年ほどの間で、変化してしまっているものが沢山ありました。

変化をすることが“都会”の都会たる宿命なのでしょうが
少しばかりの“懐かしさ”を期待していた者にとっては少し残念でもありました。

ともすると変化に乏しい私たちの町“古川”にあって
時として退屈を覚えることもありますが
変わり果ててしまうのも
また一抹の寂しさを感じるのは旅人の我がままでしょうか。

少なくとも、私たちや私たちの町は
いい意味で変わらないでいよう、と改めて思いました。

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